リビングにはダニがいっぱい!家具ごとにダニ駆除&予防策を解説
リビングにダニが発生する原因
「リビングで過ごしているとくしゃみが出る」「ソファに座ったらなんだか痒い」と感じたら、ダニが大量に繁殖してしまっているかもしれません。
リビングは人の出入りが激しく、食事をしたり、汚れやすい場所です。
さらに、ソファ・カーペットなどさまざまなものが置いてあるので、ダニが潜みやすく、卵を産みやすい環境で、「知らない間にダニが増えてしまった…」なんてことが起こりやすいです。
そもそもなぜ、リビングにダニが発生するのでしょうか?ダニが発生する主な原因について解説します。
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外からダニが持ち込まれやすい
新築で何も置いていない家でも、ダニは存在すると言われています。それは、ダニは人間の皮膚や衣類について、外から室内へ持ち込まれてしまうからです。
人の出入りがある限り、ダニを家に持ち込むことを防ぐことはできません。
リビングは特に人の出入りが多い場所です。家族以外にも友人・親戚など多数の人が出入りするうえに、外で着用した衣類のまま過ごすことが多い空間でもあります。
人の皮膚や衣類に付着し、家に連れ込まれたダニは、そのままソファやクッション、カーペットなど各所で繁殖していきます。
こうして、ダニは移動と繁殖をくり返し、リビングはダニの巣窟となってしまうのです。 -
ダニが繁殖しやすい場所が多い
ダニは
20~30℃ほどの温度と60%以上の湿度
を好み、この条件下になると活発に活動し繁殖をします。
広さや構造にもよりますが、基本的にリビングの湿度はそこまで高くならないケースが多いですが、リビングにはソファやカーペット、クッションなど、湿気を吸収しやすいものがたくさん設置されています。
さらに、近年の住宅は断熱性が高く、冷暖房によって一定の温度に保たれやすいため、通年でダニが過ごしやすい温度になっている場合が多いです。温かな室内で湿気を吸収したソファやカーペットなどは、ダニにとって最高の住処となります。
また、リビングはご飯を作るキッチンとつながっていたり、食事をとったりすることで、飲食物も落ちやすく汚れやすい場所です。
ダニは人間の皮脂やフケ、垢、そして食べかすなどを餌にしているため、食べ物に困ることがありません。このようにリビングは、
ダニにとって過ごしやすい温度・湿度環境の上、豊富な食糧と、繁殖しやすい条件が揃っている
ため、大量発生するリスクが高くなっています。
リビングのダニが人体に及ぼす影響
リビングには、複数の種類のダニが生息しています。ダニの種類によって、人体に及ぼす影響も異なります。
では、リビングのダニは人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
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よくある健康被害
- アレルギー反応によるストレス
- ダニ刺されによる強い痒み、炎症
アレルギー反応によるストレス
リビングに生息しているダニによく見られるのがヒョウヒダニ(チリダニ)です。このダニ自体は人を嚙むことはありませんが、フン・死骸などのダニアレルゲンが人体に影響を及ぼす可能性があります。
ダニアレルゲンを吸い込むと、くしゃみやアレルギー性鼻炎など体にアレルギー反応が現れることがあります。
「ちょっとくしゃみが出るだけ」など軽微な症状だからと放置しておくと、人によっては症状が長く続いたり、喘息になってしまったりと、ストレスを感じるレベルでの症状に生涯悩まされてしまう場合もあるのです。ダニ刺されによる強い痒み、炎症
リビングにヒョウヒダニが繁殖して数が増えてくると、今度はヒョウヒダニを餌とするツメダニが現れます。ツメダニは人を刺す種類のダニです。このダニ刺されると強い痒みを伴う炎症が現れることが多いです。
「子供にリビングのソファでテレビを見させていたら、赤い点々がでてきた」など、気づかないうちにツメダニによる被害が体に現れてしまうことがあります。
また、人によっては痒さが数日~数週間続いたり、咬まれた痕が残ったり、ミミズ腫れの様になってしまう怖いダニなのです。
リビングでダニが発生しやすい場所と対策方法
リビングにはさまざまな家具や物が設置されているため、ダニが潜みやすい環境です。リビングのダニ対策を行うならば、下で紹介する箇所を重点的に行うとよいでしょう。それぞれの場所について、発生しやすい理由と対策方法を解説します。
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ソファ
ソファには側生地が布製のものと革製のものがありますが、どちらにも共通して言えるのは、
内部に湿気を閉じ込めやすい
こと。
さらに中のクッションが分厚く、光が当たりにくいのでダニが安心して卵を産みやすい場所です。
そんなソファにはどんなダニ対策を行うべきか、布製と革製のソファで分けてご紹介します。布製ソファのダニ対策としておすすめなのは、側生地を外してからダニを退治、除去することです。
側生地が外せるタイプなら、ダニが死滅する60℃以上のお湯で、10分以上漬け置きしてから洗濯すると、ダニ退治とアレルゲンの除去ができます。
また、スチームアイロンやドライヤーの温風を当てるのもおすすめです。ただし、どちらも高温の熱が出るため、変色や傷みには注意しましょう。
いずれの方法も、生地の洗濯表示などを事前に確認してから行ってください。革製ソファは側生地を外したり洗濯したりすることができないため布で拭き掃除をしたり、革製品用ブラシで優しく磨いたりすることをおすすめします。
革製ソファのダニ対策の基本は、できる限り側生地を清潔に保つことです。汚れたらすぐに拭き取って、常に清潔な状態を保ちましょう。また、除湿剤などを設置して、定期的に湿気を取り除くことも効果的です。 -
クッション
ソファなどに置かれているクッションにもダニが潜んでいる場合があります。クッションは膝に乗せたり枕や座布団代わりに使ったりといったように体に触れる使い方が多く、
ダニの餌が表面に付着しやすくなっています。
また、クッションを置いているソファにダニが発生していた場合、そこからクッションの中へとダニが移っていく可能性もあります。そのため、徹底的にダニを対策したいならクッションへのダニ対策も必須になります。
熱を加えても問題ないクッションであれば、家庭用の布団乾燥機を使えば手軽にダニ対策をすることができます。ただ、ここで注意すべきなのが、大きいクッションの場合、中綿の一番奥まで熱が届かないことがある点です。
こういった時は、夜行性であるダニの習性を利用して、乾燥機をかける1時間前ぐらいからクッションを暗い場所に置いておきましょう。そうすることで、クッションの表面にダニを出すことができ、駆除がスムーズになります。洗濯機での洗濯に加え、60℃以上のお湯で10分ほど漬け置きすることで、ダニの駆除とダニアレルゲンの除去が同時に行えます。
ただし、クッションの洗濯表示を確認して、お湯での漬け置き洗いが可能かどうかを事前に確認しておきましょう。もし60℃以上のお湯が使えない場合は、50℃以上のお湯で30分以上漬け置きすることでも同じ効果が期待できます。 -
カーペット、ラグ、絨毯
カーペットやラグ、絨毯は、リビングの最も低い場所にあるため、
非常に汚れやすく湿気も溜まりやすい
です。
ダニの餌となるものも豊富に付着しているため、知らず知らずのうちにダニが大量発生していることは珍しくありません。
物陰になって常に暗い場所が多い
のも、ダニが繁殖しやすい環境になっています。
ここでは、カーペット・ラグ・絨毯に有効なダニ対策をご紹介します。
ダニは50℃以上の熱を当てると30分ほどで死滅し、60℃以上の場合だと即死します。
ドライヤーは100~120℃、コインランドリーの乾燥機は50℃以上の温風が出るため、カーペット・ラグ・絨毯のダニ退治に有効です。
ただし、素材によっては使えない場合もあるため、必ず使用前に洗濯表示で耐熱温度や乾燥機使用の可否を確認してください。カーペット・ラグ・絨毯にはダニの死骸や糞といったアレルゲンも蓄積されています。
アレルゲンを吸い込むと、アレルギー性の鼻炎や気管支喘息といった健康被害が発生する可能性があるため、掃除機や粘着シートを使って、しっかりアレルゲンを除去していきましょう。 -
ビーズクッション
ビーズクッションに使われている発泡ビーズは、耐水性があるため湿気には強いですが、カバーの素材によっては湿気を閉じ込めてしまうこともあります。
そして、肌に直接触れる機会が多いためダニの餌も豊富であり、体温によって温度も高くなりやすいです。ビーズクッションはダニが好む条件が揃いやすい
ため、ダニが大量発生してしまう可能性は十分にあります。
そんなビーズクッションのダニ対策についてご紹介します。
除湿機や除湿剤などを使ってとにかく除湿しましょう。なぜならば、ビーズクッションは厚みがあるため、湿気がなかなか逃れにくいからです。
ダニは乾燥に弱いため、奥までしっかり乾燥させることで棲みにくい環境を作ることができます。
扇風機に当てたりエアコンの近くで放置したりするのもおすすめです。清潔な状態を保つことが、ダニを繁殖を抑えます。ビーズクッションは基本的に丸洗いが可能ですので、定期的に洗うことをおすすめします。
ただし、カバーが柔らかく破れやすいため、洗濯機で洗ってしまうと破れて中身が出てしまうことがありますので、できるだけビーズクッションは手洗いするといいでしょう。外せるタイプのカバーが付いている場合は、カバーだけは普通に洗濯機で洗って問題ありません。 -
ペット用寝具
ペットは人間よりも毛が長く、皮膚にダニが付着しやすいです。
そのため、散歩や病院に外出した際に、他の動物などからダニをもらってきてしまうなんてことも少なくありません。
そして、
ペットに付着したダニがペット用寝具へ
と移り、気が付かない内に大量に繁殖してしまうなんてことも…。
そんなことが起こらないように、ペット寝具のダニ対策について解説します。
ダニは熱に弱いため、スチームアイロンを当てたりお湯で漬け置きしたりすることで退治できます。熱に強い素材なら、ドライヤーの温風や、コインランドリーの乾燥機を使うのも効果的です。
いずれにしても、洗濯表示などで耐熱温度を確認してから使用してください。ペット寝具の表面には、ダニアレルゲンやさまざまな汚れが蓄積されています。ペット、人ともに健康に悪影響を与える原因になるため、しっかり取り除くことが大切です。
掃除機や粘着シートを使って除去したり、水洗いしたりすることで綺麗に落とせます。熱でダニを死滅させた後に行うと、より効果的です。
リビングにダニを寄せ付けない環境づくり
ダニが好む環境は「高温多湿である」「餌が多い」「暗い」の3つの条件になります。
裏を返せば、ダニが好む環境の逆の環境をつくれば寄り付かなくなるということです。ダニを寄せ付けないために、リビングでどのような環境づくりをするべきかご紹介します。
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涼しく湿気の少ない環境
涼しく湿気のない環境を作るならば、リビングの
風通しをよくする
ことがおすすめです。まずは窓や扉を開けてしっかり換気を行い、熱や湿気がこもらないようにしましょう。
エアコンのドライ機能や除湿機、扇風機を使うのも効果的です。
リビング全体に風が行き渡るように意識することで、涼しくて湿気の少ない環境づくりができます。 -
ゴミ・汚れの少ない清潔な環境
リビングは外から持ち込まれたゴミや、食べ物による汚れなどが多い場所です。
汚れやゴミはダニの餌になりやすいので清潔な状態を保つために、まずは
毎日掃除機をかけるように習慣づける
ことから始めるとよいでしょう。
また、汚れる前に拭き掃除ができるように癖をつけておくこともおすすめです。
リビングに汚れを残さないように意識するだけでも、ダニを寄せ付けない環境づくりに繋がります。 -
明るい部屋で暗所の少ない環境
ダニは夜行性なので、暗い場所で活発に動きます。
逆に明るい場所では動かなくなるため、リビングは
常に明るい環境にしておく
とダニを寄せ付けにくくなります。
例えば、「明るい時間はカーテンを開けて日光を取り入れる」「背の高い家具を置かない」「家具は光を遮るレイアウトにしない」など明るくしておく時間や空間を増やすことを意識して、ダニが活動しにくい環境を作りましょう。
本格的なダニ対策なら「ダニ捕りロボ・ダニ捕りマット」がおすすめ
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殺虫剤成分ゼロで安心のダニ対策!
ダニ捕りロボ・ダニ捕りマットは、化学性殺虫成分を使わずにダニを退治できる「ダニ駆除道具」の傑作です。商品を気になる箇所に置くだけ!
ソファの奥底に潜んでいるダニも、
誘引マットでおびき寄せ一気に捕獲
します。
商品に使用している「誘引剤」は、天然由来成分で作られており、化学性の殺虫成分を全く使ってないので、
お子様やペットにも安心
してお使いいただけます。
商品に一度入ったダニは外へ出られませんので、カーペットやラグの下に設置して放置するだけで、ダニがどんどん減っていきます。
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捕らえたダニを逃がさず退治!
ダニ捕りロボ・ダニ捕りマットで捕獲したダニは何故外に出られないか?それは、長年のダニ研究で培った日革研究所、独自の技術「ダニ捕獲乾燥」システムによるものです。
約80%が水分で出来ているダニの体。誘引剤に含まれる吸湿性のセラミックがダニの体に付着することで、
捕らえたダニを物理的に乾燥させてしまう仕組み
になっています。
弊社商品は、第三者機関が実施した性能評価試験において、商品内部に入ったダニを100%退治できる「ダニ増殖抑制率100%」という結果が出ています。
※JISに準拠したインテリアファブリックス性能協議会の試験で実証 -
簡単にダニ対策ができる!
ダニ捕りロボ・ダニ捕りマットは商品の厚みがないので、ソファの下や隙間に設置いただいた場合でも、不自然に盛り上がったり、使用中に違和感を感じることはありません。
一度設置したら3ヶ月放置するだけ
で、簡単にリビングのダニ対策ができるので手間がかかりません。またダニのフン(ダニアレルゲン)もマット内に封じ込めるので、
人体にも安全
です。
使用後は商品を袋に入れ、そのまま燃えるゴミとして捨てていただくだけ。
とても簡単に扱えるので、気軽にダニ対策をしたい方におすすめです。
リビングでの「ダニ捕りロボ・ダニ捕りマット」の使い方
ダニが発生しやすい場所を中心に設置するだけで、ダニが勝手に誘引マットに集まり、内部で死滅していきます。
設置した後は3ヶ月放置するだけなので、使い方も簡単!ぜひ、リビングの本格的なダニ対策に「ダニ捕りロボ・ダニ捕りマット」を導入してみてください。
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ダニ捕りロボソフト
- ソファ(2人掛け)
- カーペット、ラグ、絨毯(1~2畳)
- ビーズクッション
- クッション
- ペット用寝具
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STEP1
誘引マットを取り出し、ダニ捕りロボソフトケースに入れます。
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STEP2
付属の日付シールに設置日を記入して、本体ケースに貼ってください。
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STEP3
3ヶ月間、気になる箇所にダニ捕りロボを設置してください。
誘引マットにダニが集まります。 -
STEP4
使用後は誘引マットを取り出し、ゴミ袋に入れて燃えるごみとして処分してください。
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ダニ捕りロボハード
- ペット用寝具
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STEP1
誘引マットを取り出し、ダニ捕りロボハードケースに入れます。
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STEP2
付属の日付シールに設置日を記入してください。
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STEP3
3ヶ月間、気になる箇所にダニ捕りロボを設置してください。
誘引マットにダニが集まります。 -
STEP4
使用後は誘引マットを取り出し、ゴミ袋に入れて燃えるごみとして処分してください。
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ダニ捕りマット
- ソファ(3人掛け)
- カーペット、ラグ、絨毯(3畳)
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STEP1
ダニ捕りマットを取り出します。
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STEP2
付属の日付シールに設置日を記入してください。
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STEP3
3ヶ月間、気になる箇所にダニ捕りマットを設置してください。
誘引マットにダニが集まります。 -
STEP4
使用後は商品ごと、ゴミ袋に入れて燃えるごみとして処分してください。